武道歌は、それぞれの流派の心構えや教えの真髄、その奥義を、五・七・五・七・七の和歌の形にして伝授したもの。天神明進流兵法(柔術)・上巻/島津兼治/幻の流派にせず後世の研究の為に型だけでも残したならばとの強い要望に依り型を写真解説付きに纏めた。近代弓道書選集10冊・明治以降今次大戦までの間に出版された弓道関係書誌の中から必要と思われるもの/弓道資料集近世弓術関係刊行写資料2冊。
歌書ごとに一連番号を付け、その番号順に排列した補注を末尾に追加。空手道一路/船越義珍/昭和52年/生頼範義画/広西元信あとがき/私の九十年に近い生涯は空手道一路に生きてきたといっても過言ではなかろう。図解隠し武器百科 名和弓雄 武術 武道 格闘技。ただ、現代の表記法とあまりにもかけ離れた若干の歌については、読みやすいように配慮。希少本洋書ブラジリアン柔術マスターテキスト第2版連続写真解説Brazilian Jiu-Jitsu: The Master Text Second Editionバーリトゥード関節技。近世弓術関係刊行物資料・その一・その二・2冊/限定復刻版/武術必要/日本古義/射法提要物/射法一統一/近世における弓術関係刊行物について。
【全集全体の序文より】※本書は口絵写真無しのタイプです。貴重 非売品 大塚博紀 和道流 空手道 第二巻 和道流柔術拳法 空手 拳法 武術 古武道 柔術 護身術。合気道/植芝盛平監修・植芝吉祥丸著/昭和32年/極く初心者向きに合気道の何たるかを書いた・合気道として世に問うたものでは最初のもの。古流武道は、われわれの遠い先祖が狩猟を生産活動としていた時代に源を発し、狩猟法からしだいに武技、護身術として発達し、室町時代の後期ごろに流派として素朴な体系をもつようになった。銃剣術/江口卯吉/昭和17年/著者は斯道の大家なり・過去數十年の體驗に基き指導の方法を設述すること 極めて懇切なり・指導上の好参考書。弓道教本改訂版/春原平八郎・徳武森佐校閲/小笠原流を初めとし日置流竹林派印西派並に道雪派等を參酌して之が中庸を得んことを希へり。とくに競技的、教科活動的な側面が現代武道として継承、発展しつつあるとも言えるであろう。h-044 ※4 最強格闘技の科学 著者 吉福康朗 発行日不明 福昌堂 格闘技 スポーツ 検証 最強 科学 その他 趣味 ボクシング 空手 中国拳法。ブルース・リー ファイテイングメソッド1981年版 【ヴィンテージオリジナル】 ハードカバー アメリカ。これらの思想は、その技法とともに現代武道に伝承され、さらに高度の西欧的な教養を加えて、日本国民の精神構造の基盤をなしている。近世弓術関係刊行物資料・その一/限定復刻版/江戸期弓道資料。太極拳対練 中国の体育と健康シリーズ 中国武術 カンフー 功夫 中国拳法。欧米の産業人や青年層には、今や武道を通して日本人の心を知ろうとしている人たちが急速に増加しているという。希少レア★DVD未開封★蘇昱彰「気の力を覚醒させる太極拳」フル・コム★劉雲樵伝★楊家太極拳壱百八式長拳★BUDO‐RA★八極螳螂武藝總舘。幻の神技 大東流合気柔術 岡本正剛 高木一行 学研 VHS 本 セット 武田惣角 六方会 新羅三郎義光 中伝 奥伝 入門 日本古武道 植芝盛平 [w5]。もし「武道の心」が新渡戸稲造の言う「日本のこころ」(soul of Japan)に含まれるならば、欧米人の発想は必ずしも短絡に過ぎるとは言えないかも知れない。Paraestra柔術・盾 : パラエストラ・ブラジリアン柔術DVD book ガードポジション編。インボイス対応 ケース破損汚れあり 中古 太気拳連盟 太気至誠拳法通信講座 基本1年コース VHS×6。とくに教育の荒廃は、それが先進諸国に共通の悩みとはいえ、この複雑な症候群への対策こそは最も急を要する深刻な課題である。【英文】 『THE NINJA SWORD』(1986年)忍者刀日本刀忍術忍法。万籟声 武術集宗 上 自然門 自然拳術 武術 拳法 古武道 空手 空手道 気功 太極拳 東洋医学 鉄砂掌。
本叢書では、まず武道の成立過程やその思想的背景を大観しながら、武道の古典の中にそのまま現代武道の学習に通ずる技法・心法の妙があることを示すとともに、それらが現代武道にどのように生き生きと、しかも力動的・合理的に実現されているかなどを、現代武道十種目を中心に実証しようと試みた。ヒクソングレイシー 直筆サイン色紙 グレイシー柔術 総合格闘技 バーリートゥード autograph of RICKSON GRACIE 額縁付き。武医同術 中山清 古武道 武術 拳法 柔術 空手 整体 活法 東洋医学 気功 鍼灸 /OP2。
その場合、当然ながら武道とスポーツの関係が解明されなければならない。心の剣法以心流兵法考/森田栄・日本剣道史編纂所/非売品/武道L。弓術捷徑/高橋信太郎/大正3年/大日本弓術会協賛/弓術捷研究の徑たるを以て本分とす・全編を大別して射形・弓具・的の三部とす。武道が競技的な側面を持つことは当然のことながら、西欧スポーツは本質的に「遊び(プレイ)」を前提とし、武道は本質的に「人間形成(修身)の行い」であることを前提とする。訂正増補・秘訣図解・柔術撃剣独習法・附剣舞・弓術・銃術/横野鎮次/明治28年/柔術独習法・剣術独習法・弓術独習法・銃術独習法。拳法教範/日本傳正統北派少林寺/復刻版/宗道臣*送料無料。いずれもスポーツ解釈の武道的・日本的把握とみてよい。ブルース・リー 著【秘伝 截拳道への道】昭和53年4月30日発行/希少。戴氏心意拳精要・360度深度解析/中国語/DVD付属/未開封/戴氏心意拳の技法は古風で独特の練習方法を持ち攻撃が強力・拳法の真の姿を垣間見る。冒頭にも述べたように、武道をわが国固有の根源的な文化財として総合的に把握することを編集基本方針の一つとしたためである。少林寺拳法/日本少林寺拳法連盟/第二世宗道臣序文/少林寺拳法の修行/少林寺拳法の歩み/少林寺拳法の技法/整法編/少林寺拳法のトレーニング。少林寺拳法 その思想と技法。さらに本文のまえに、武道を志向する読者の精神的な支えとなるような特別読物を、広く各界の権威の方々から寄稿していただいたりして収める等の配慮を加えた。貴重 酔八仙拳 酔拳 拳法 武術 古武道 空手道 空手 気功 東洋医学 カンフー ジャッキーチェン。*國士 全6巻(全5冊) 国士 講道館。
(本書は巻頭カラー口絵無し)
日本の武道 武道の事典 目次
●用語集
用語集
凡例
①本用語集は、古流および現代武道における事理(技と理諭)を中心に、さまざまな流派の体系と伝系、名人達人の遺した伝書とその中の重要事項などを主眼として編集した。ブルース・リー 【レア】オリジナル(旧)ファイテイングメソッド1981年版 【ヴィンテージ】 ハードカバー 貴重。剣道読本/高野弘正/一刀流宗家剣道*送料無料。ただ、「和歌」に関しては、原則として原典の文字づかいのままとした。柔術剣棒図解秘訣/榊原健吉校閲・勝海舟題字・山岡鉄太郎序文/明治25年/早縄鎖二類を加え合せて五法数手盡く書画を以て之を詳細にす。616/古本/宗道臣 少林寺拳法教範(指導者) 昭和46年4月1日8版発行門外不頒(非売品) ※著者近影に落書き・表裏の見返しに書き込み。()内は別称。西嶽華拳図解/楊雲/昭和48年/華拳の高度な拳形のうちの第四形を紹介・比較的複雑な形で技術的動作・蹴り・打ち・捕らえ・掴むを中心に構成。弓道・新射法/竹内尉/昭和9年/新射道の近代性・真射の観方・修射と指導者・射の精神的方面・射の形態的方面・弓道要則射礼・我観小録。
②歌の文字づかいは原典のままを原則とし、その他は現代かなづかいに改めた。嵩山少林寺秘伝・SONG SHAN SHAOLIN TEMPLE;SECRETS & HISTORY・禅・気・武の源流/第34代最高師範・秦西平/門外不出の秘伝を世界初公開。武田惣角と大東流合気柔術 旧版。
③歌書の排列は、剣・柔・槍・弓・馬・水・砲術の順とし、同じ分野内では時代順とした。四十八式太極拳 ベースボールマガジン社 中国の体育と健康シリーズ2 中国人民体育出版社 門恵豊 王武新 李徳印 48式 簡易太極拳 練習[s275]。秘剣無双流居合斬り/古岡二刀齋/初伝から奥義/写真1000枚以上。イは「異本」、ママは「原典のまま」を意味する。無双直伝英信流/ 居合道覚え書/清水俊光 著/居合 剣道 剣術 無雙直傳英信流 河野百錬 武道 古武。心武健康法・護身術講座/南條武・日本心武道協会/護健術・武技術・符呪術・養生術・護身術講座手引き・教養ガイダンス・御守護霊本尊御礼。本稿は京都市鈴鹿家本を底本としたが、これを東北大学図書館本と比べてみると、
置き刀夏は枕に冬は脇 春秋ならばとにもかくにも
武士の夜の枕に鼻紙を しいてぬるこそ教なりけれ
の二首が鈴鹿家本にはみられない。【超希少 真筆】合気道10段 引土道雄師範 書 色紙 / 合気道 開祖直弟子 武道 武術 古武道 AIKIDO 書画 Sセガール 植芝 達人 神業。杖道入門・神道夢想流杖道/神之田常盛/普及のための一助としてまた入門希望者の呼び水にでもなればと信じあえて写真を豊富に挿入し解説した。
なお、本書の跋文(あとがき)は三段落に別れており、第一の段落は元亀二年(一五匕一)にこれを入手した加藤相模守信俊の筆。心意拳真諦 心意六合拳 六合心意拳 武術 拳法 古武道 空手 空手道 気功 太極拳 東洋医学。図解・有馬柔道教範/四段・有馬純臣/大角桂巌序文/大正14年/此度主要の技の写真数十種を取って詳細に説明を附け又文も口語体にした。
もののふ(武士)の名にあふものは弓なれや深くもあふげ高砂の松
もののふ(武士)の魂なれやあづさゆみ(梓弓)はる日のかげやのどけからまし
もののふ(武士)のいるや弓箭(ゆみや)の名にたちて国を治るためしなりけり
ほか
柳生石舟斎兵法百首 柳生宗厳
「石舟斎兵法百首」は、文禄二年(一五九三)九月の日付のものが最も古い。少林拳戦闘理論 外家拳の実戦性を徹底解剖 青木嘉教 愛隆堂 4750202452 歩法 腿法 発勁 独立穿掌 獅子張口 悪虎回頭 弓歩拐肘 三還套月。槍術範士松田秀彦/山根幸恵/太田義人先生の師匠/疋田新陰流槍術/戊辰の役従軍・西南の役従軍・紀尾井坂事件・頭山満翁を招く・荒木又右衛門。百首未満のもの、超えたもの、漢字書きのもの、仮名書きのもの、無刀が手刀になっているもの等さまざまである。挙聖 澤井健一先生★武に生きた挙聖澤井健一先生の生涯と太気拳の技の中に真の武の道がある。本稿では慶長六年(一六〇一)二月、宗厳が能の金春流家元、竹川七郎に与えた宝山寺本を底本とし、他の二本に所収のものは後に加えた。日本拳法入門/森良之祐/警察や自衛隊での徒手格闘の訓練には広く取り入れられているものの一般にはなじみの薄い日本拳法の技術と精神を解く。なお、卜清作と注記されているものが十首ある。この百首は、日常生活の中での武芸を詠んだものが多く、儒教的、修養的な色彩のつよい表現が随所にみられるのが一つの特色である。中国拳法大講座 通信教育講座 実技修練の手引書 形意拳道 太極拳の巻 格闘技 組手 昭和 当時物 11冊。
世をわたるわざのなきゆへ兵法を隠家とのみたのむ身ぞうき
かくれがとたのむはよしや兵法の あらそひごとはむようなりけり
兵法の舵をとりても世のうみを わたりかねたる石の舟かな
兵法はかねてこちき(乞食)とおもはずば争ひゆへにたゝかれやせん
しあひしてうたれて恥の兵法と心にたへずくふうしてよし
兵法は能なきもののわざなれば口業喧嘩のもとひ成けり
ほか
柳生新陰流百首
東京柳生家所蔵本には「先代手記ノ書」とあり、筆者は不詳だが、内容は十兵衛三厳の「月之抄」の内容が多く詠み込まれている。百首としたのは、これを引用した佐賀小城の鍋島大蔵元敦の「見観註解」に「新陰百首という」としているのでそれによったが、実際には百二十首である。武道論考/本書は故筑波大学体育科学系助教授中林信二先生の遺作集であり論文・学会発表抄録・資料・略年譜・研究業績から成っている。「見観註解」と「月之抄」の内容とを照し合わせてみると、十兵衛の書のようにも思われる。
三学や九箇天狗太刀六つの太刀また廿七きりあひの事
五箇の身の位わするることなかれ兵法つかふ人のうんけん(運剣)
身はひとへ敵のこぶしをわが肩に くらべてこぶし盾につくなり
いつもたゞ左のひぢをのばす事わすれはしすなわすれはしすな
さきのひざ身をもたせつゝあとのひざ開くことこそよき左足なれ
ほか
二刀流兵法伝書(付・円明流水哉伝)
二刀流は宮本武蔵玄信(一五八四-一六四五)の兵法流儀。沖縄古武道・ヌンチャク・釵(サイ)・糸洲流・坂上隆祥・非常にすぐれた研究書であり技法書/琉球古武道・ヌンチャク・サイ・鈴木覚/2冊。二天一流、武蔵流、二刀流、円明流などとも呼ばれる。この伝書は、村上平内正雄(村上派二天一流)の子村上平内正勝、同大右衛門正之兄弟の兵法問答を門人が書きとめた形になっている。書籍 八極拳2 DVD 八極発勁開発法 セット。
円明流は、二刀流以前の流名、水哉は左右田武佐藤原邦俊。先祖は代々三河に住み、家康につく。炭粉良三の本5冊/合気解体新書・冠光寺眞法修行叙説/合気流浪・フォースに触れた空手家に蘇る時空を超えた教え/合気真伝/合気深淵/合気解明。八田九郎右衛門尉智重に武蔵流を学ぶ。
夜もすがら心のゆくへ尋れば昨日の空に飛鳥の跡
移すとも水も思はず移るとも月も思はぬ広沢の池
敵もなくわれもなぎさの海士小舟漕ぎゆく先は波のまにまに
剣術を何と答へん岩間もる露のしづくにうつる月かげ
思ひなく巧みもあらぬ夢想には虎さへ爪の置き所無し
乾坤を其儘庭に見るときは我は天地の外にこそ住め
剣太刀もろ刃の利きを足に踏み死にも死になむ君によりては
振りかざす太刀の下こそ地獄なれ一と足すゝめ先は極楽
稽古をば疑ほどに工夫せよ解たるあとが悟りなりけり
ほか
小野派一刀流
小野派四代治郎右衛門忠於が元禄二年(一六八九)津軽越中守に呈した『一刀流兵法目録』には道歌がみられない。zaa-575♪中国武術 武芸 1997年冬号 雑誌 1997/1/1 BABジャパン (著) 蘇昱彰老師の中国式武術の核心2。同時に呈した『一刀流割目録』に一首、『同仮字目録』に三首ある。それに山岡鉄舟が木下淡路守著『一刀流剣術』及び『月窓』の断章を筆写したものから数首、さらに梶派一刀流の『一刀説』所収の小野忠明の道歌一首を加えた。KK91-005 居合道真諦 S37.4.3 河野百錬著作・発行 無双直伝英信流 非売品 ※焼け・汚れあり。
ちはやふる神の鳥居のやうし木を門にてさせばあふとこそきけ(『割目録』)
敵をただ打つと思ふな身をまもれおのづからもるしづがやの月(『仮字目録』)
是のみと思ひきはめそ幾数も上に上ありすいもうのけん(同)
世はひろし事はつきせじさりとては わがしるはかりあると思ふな(同)
桜木をくだきて見れば花もなし(淡路守)
ほか
北辰一刀流 千葉周作
・北辰一刀流十二箇条目録
この道歌は、千葉周作成政(一七九四-一八五五)が、一刀流の十二箇条目録を詠んだものである。前書に「箇条目録十二ヵ条は一ヵ条ずつ十二ヵ条目をあげて、その次第を伝える処なり。絵入・弓・巻物/文化十一年/太平弓・羅形弓・黒漆弓/サイズ約17cm×6m。一をつみて十二と挙げたるは意味の深長なる処あり。一刀より起こりて万刀に化し、万刀一刀に帰す。YH31 日本武道の淵源 鹿島神流 関文威。年に月の数十二ヵ月あり。一陽に起こりて万物造化し、陽中に陰をめぐみて万物生じ、陰ここに極まりて年月の尽くるものかと見れば、陰中陽を発してまたいつやら青陽の春にかえる。ブルース・リー 格闘術 vol.3 実戦編★JEET-KUNE DO★M. ウエハラ★Bruce Lee★松宮 康生 (訳)★フォレスト出版 株式会社★絶版★。陰陽順(循)還して玉のはしなきが如し。当流の執行もまた斯の如く、一より起こりて十二に終る。0020485 剣聖 内藤高治先生 高岡謙次編 碧水会 昭55。終ればまたもとの一にかえりて尽くる事なし。またもとの初心にかえり、またもとにかえり、無量にして極まりなき心を持って十二の箇条を挙げたり」とある。秘剣無双流居合斬り/古岡二刀齋/無双流居合斬道の初伝から奥義にいたる各業の理合を分解しながら解説を加え千余枚を超える写真を添えた大作。
・北辰一刀流口授・兵法目録
本項所収のものは、山岡鉄舟筆写本(村上康正氏所蔵)の「北辰一刀流口授」「同兵法初・中目録」「千葉周作遺稿」(千葉栄一郎)所収の「剣術名歌」を収録したもの。重複もあるが、敢てそのままにした。本多流始祖射技解説/非売品/弟子の立場から接近を試み本多流の最も重きを置く矢飛びに焦点を絞って射を論じているのは当を得たものと思う。中でも「剣術名歌十首」には他流の道歌の引用もみられる。
〔北辰一刀流十二箇条目録〕
立向ふ敵の眼に気を付て拳切先思ひゆるすな(二之目付之事)
受し気のゆるまぬ中に切返せ敵の打太刀我ものにして(切落之事)
気と力心につれて打つ太刀は春のいとゆふ秋の稲づま(遠近之事)
ほか
示現流兵法書 東郷重位
本書は、流祖東郷藤兵衛重位(一五六一-一六四三)作の示現流兵法の基本伝書。小笠原流弓術伝書その一・弓道資料集/限定復刻版/神巧発射令射術要決・射法全書/礼は小笠原・射は日置・法は真言という言葉が人口に膾炙。上中下三巻から成り、奥書に元和七年三月吉日、東郷肥前守重位とある。重位は初め丸目蔵人佐の新陰タイ捨流を学び、京の僧善吉に就いて天真正伝神道流系の自顕流を修行、のち一流を起こし示現流に改めた。ブルース・リーが語るストライキングソーツ 本。重位の流儀は禅思想の影響を多分にうけ、自身新古今集の造詣があり、同流道歌には古歌の引用がかなり見られる。また自作の道歌も多く、兵法(剣術)の技法を発声時の舌の動きと関連させて説明し、心の問題を男女陰陽の和合をもって説くなど密教的思想も濃厚である。日本の弓・正しい引き方/斎藤直芳/的だけを狙ってあきることなく毎日百射以上稽古したら普通の人でも十年も経てば一通りの射手になれる。以上の流儀の特色は道歌にもあらわれている。
船となす谷の室の木(榁)水こそは心ともなれいのちともなれ
つなぎたる舟にさほさす心ちして用心するはいたづらとしれ
用心は折ふし毎にあらためよ舟の櫓櫂とかひ(楫)の心に
身をば舟になぞらへさまざまの心をのせてかぢ(楫)こたへせむ
桜麻にまじるよもぎのいかなれば神の御しでに色かわるらん
ときは山其名諫よ下草は今朝ふる霜に色のかわれる
ほか
示現流兵法書題伊呂波歌
奥書きに、貞享五年辰四月古日、伊勢松浦(印)平出源庵殿とあり、いわば「示現流歌伝書」である。日本武道大系・第九巻/武芸随筆/正忍記/剣術論/武射必要/鉄砲記。「兵法書題伊呂波歌」の題簽がついている。鹿児島市東郷重政氏(示現流宗家)所蔵本。道と戦を忘れた日本武道に喝(カツ)/「道」を知る最後の武道家・養正館館長・望月稔/嘉納治五郎・植芝盛平・直伝の技と精神がここに。右宗家にはこのほかに『示現流伊呂波歌』「兵法 和歌集」がある。なお、歌意不詳の歌もあるが、今後の研究に待ちたい。全国警察柔道大会試合記録 昭和29年~平成5年。
いながらも敵のこぶしに気をつけて目付も味もこの外になし
ろく道に迷は地獄引かへて悟れば六つのおしへとぞなる
はしたなく打ぬとおもふ心こそ惜みひかふる網のかゝるに
にはかにも詰かけられて其まゝに寸のうちにて敵を痛めよ
ほとけとて外より来る道もなし無念無想のこゝろ味なり
ほか
十文字鎌兵歌百首
本書前文によると、宝蔵院二代胤舜の印可をえた磯野左兵衛尉信元と葭田内膳正清正の両人が、互に相はかって古流の損徳を勘案して一流をおこし、三十七ヵ条の拍子と所作をきめた。しかし初学の者には理解しがたい点もあろうという配慮からこの百首を作ったとなっている。剣法秘訣/大正7年/寺西大佐殿の蔵書にして既に廃刊となれるも撃剣の為に参考となるべきに付各官に分配す・若松連隊区司令部/和装本。奥書きに、貞享三年(一六八六)の日付があり、伝系ならびに受伝者名がしるされている。
序(略)
常々の稽古の時も打むかふ敵とおもひてかねて敬う
身のかねは腰すはりて四寸みに なりて手足のゆがまぬがよし
跡(後)先にちからも人ず足ふみは うきたつやうの心なりけり
跡先にたるみもあらず手合をば廣きせばきのあはひ持べし
手の内はたゞやはらかに持なして あたる時にぞ手をばしめぬる
ほか
美人草秘歌
吉田流弓術の秘歌である。『増補再版 大日本居合道図譜』●昭和42年刊/河野稔百錬著●検)格闘刀剣道目録型無双直伝英信流兵法巻物。吉田流弓術の祖は日置弾正正次の門人吉田上野介重賢である。重賢の二代吉田出雲守重政(出雲派)、三代同出雲守重高(露滴派)、三代の門下に吉田出雲守重綱(花翁流)、吉田左近右衛門業茂(左近右術門派)、田中秀次(大心派)その他の名人が出る。指導者専用!!肉筆署名!! 少林寺拳法教範 宗道臣 非売品 日本少林寺拳法連盟 検:日本の武道/武術/八卦掌/太極拳/形意拳/蟷螂拳/気功/内家拳。また、二代の重政門からは石堂竹林如成、吉川六左衛門重勝(雪荷派)等の巨人が出る。この「美人草秘歌」の作者は田中大心秀次とされているが、果たしてどうであろうか。武道教範・附體育演武必携白兵術に就いて/隈元実道/昭和15年/振気流短柄剣術・振気流煉体柔術・振気流煉体柔術基本・体育演武必携・白兵術。「美人草」を歌伝として別に示したのは天心派だけではなく、それも慶長、元和、寛永頃(十七世紀前半)には、その数もさほど多くなく、代が下るにつれ、口伝、書伝ともに賑やかになり、伝歌も次第にその数を増した。なお、本稿は「生弓斎文庫本」によったが、各歌に付けられている注釈は割愛した。薙刀道教授書/馬場豊二/昭和15年/菱刈隆題字/小学校に行はれつつあるものを採り且講話資料・誦j話集等至れり尽くせり・指導者諸氏の好参考。
序 それ当流の射は、日置弾正豊秀より、江州吉川出雲守道宝に正統を伝うるなり。よって巻々射形骨法の理を記し、剛弱の心専用とするなり。大東流秘伝大鑑 曽川 和翁 (著)。この秘歌は術理の二を示し、自師賢学の位に至るためなり。(略)
もののふの知らでかなわぬ弓の道 弓馬二つは左右とぞきく
弓構は三つの習のあるぞかし その品々をよく口伝せよ
打起引にしたがひこゝろせよ弓に押さるなおもへ剛弱
手の裏は竹に藤咲くごとくにて風にしたがひしめゆるべあり
弦道といふ事しらぬ人はたゞ艫櫂もとらぬ船にのるかな
矢束ほど引てあぢはへ心なく弦にひかれなひぢのちからよ
ほか
小池流水芸歌訓
本書は三十八首から成る。続々古武道文献集・稀本叢刊第六集/綿谷雪・武芸流派大事典の著者/非売品/限定135部/制剛流縄巻又玄集・宝蔵院流百首・新陰流平法百首/捕縄。末尾に「右三十六帖歌の本原は、流祖より、人を教うるの正術にして、すなわち当師友正君伝授の心法なり」とあり、本来三十六帖であるが今二帖を加えた、といっている。
小池流は小池久兵衛成行(一五八八-一六五九)が祖。日本の武道・合気道/植芝盛平・合気道の創始者/植芝吉祥丸・植芝守央・由美かおる・演武/伝統文化を継ぐ心・人間国宝・香取正彦/写真豊富。駿河の人。元和五年(一六一九)徳川頼宣の紀州移封とともにこれに従い御船奉行竹本丹後に属して船手衆に水芸を指導した。秘伝忍者サブミッション/武神館宗家・初見良昭監修/戸隠流忍法など古武道九流派の神髄を集約した武神館流忍法体術・忍術の極意は自然力だ。小池流は、鎌倉時代の藤原秀時にはじまる野島流の系統という。
誰れ人も知ものにせんうきし身の心やすくも游るゝかな(平游 ひらおよぎ)
沈むぞと人は恐るゝ海川に およげるみちは我もうれしき(同)
手を出せば足をかゞめし立およぎ たへぬ思いをのびやしるらん(立游 立ち泳ぎ)
玉やりの早ごをかへし打ときは ひざらをあげて立游せり(同)
おのづからすがたもいでゝ浮みつゝ流 をこめて休む捨浮(捨浮)
うな原に手足をのばし猶うかん水になれそむ楽みぞこれ(同)
鉄砲十首歌二種
・稲富流鉄飽十首歌
この十首歌は、武道伝歌の中でも、最も古い方で、数えうたになっている。中等教科・弓道読本/竹内尉/昭和12年/本書は弓道の目的を明らかにし殊に学生弓道の進むべき根幹を示した/求道精神を理解せしむることを目標。天文二十三年(一五五四)稲富相模守祐秀が佐々木少輔次郎義国から銃術を学び、その奥秘を極めてこの十首の歌を伝授されたものであるから、「卜伝百首」(元亀二年)よりも十七年ほど古い。祐秀の孫、祐直(直家とも。天羽拙翁正伝・関口流柔術教授図解/限定70部/非売品/柔術技法研究の絶好の良書であり形の解?文は長すぎる嫌いがあるので判り易く簡潔にした。一夢斎と号す)は一色家、細川家に仕えたのち、家康、秀忠の砲術の師となった。この流系からは一貫流、大熊流などが出た。0034292 嘉納治五郎大系 別巻 柔道試合記録 講道館・監修 本の友社 1994年 再版。
・井上流鉄砲道十首歌
井上流砲術の祖は井上九十郎外記正継。一名外記流とも。保健マッサージ 中国の体育と健康シリーズ9 中国拳法 カンフー。出自不詳。1980年。慶長十九年(一六一四)徳川秀忠につかえ五百石、のち千石。弓道講座・13冊/昭和15年/編集顧問・小笠原清道/小笠原流・大和流弓道・雪荷派・本多流弓道・名弓術家列伝・流鏑馬・騎射・弓道辞典。螳螂拳 大要★陰陽兼備の総合拳法★根本 一己 (著)★株式会社 福昌堂★絶版★。のち、嫡子左太夫が幕府鉄砲頭となり以下代々幕末まで続いた。小傷み 新編武術叢書(全) 増補版。空手道と琉球古武道。(東京、所荘吉氏蔵)
〔稲富流鉄炮十首歌〕
一あるめあてをしらでみな人の しどろもどろにはなす鉄炮
ニ色をたゞつよかれとねがはゝば筒と薬に如く物はなし
三色にてとりあつめてぞあはせける加減すこしの大事成けり
四さいなく鍛錬したる人だにも ときおりおりにかはる物かは
五くい(極意)とは目当の外にめあて有 口伝のうちにこゝろ持あり
ほか
〔井上流鉄砲道十首歌〕
一ツある目当を打とおもへ唯ちかふはおのが心にぞあれ
ニツ有目当の外に目当あるを心に伝へありと知べし
三目当いつもの時はいらねども つめのつめには用るとしれ
四季を打目当に習あるものを しらで打こそはかなかりける
五く意(極意)とは五常の稽古に有物を ねても覚ても是を忘るな
ほか